ロボットアドバイザーと似て非なるかたちで
おまかせ運用をしてくれるサービスを紹介します。
タイトルにあるように、SUSTEN(以下サステン)というサービスで
株式会社sustenキャピタル・マネジメントが運営する
サービスです。
サスティナブルSustinable(持続可能)からSUSTEN
をとっているようですね。
「プロレベルの資産運用をリーズナブルに提供」
と謳っています。
書き出しで述べたように
ロボットアドバイザーとは似て非なるかたちで
ユーザーの資産形成を手伝ってくれるようです。
まあ、サステンはロボアドでは無いですが。
他のロボアドと似ているのは、
運用開始前に「診断」をする必要があるということです。
少ない質問数でユーザーの運用タイプを診断してくれます。
ただし、他のロボアドと同様に、実際の運用タイプを
診断結果とは異なるものにすることが可能です。
国際分散投資、積み立て投資可能というところも同様ですね。
リバランスも自動で実行してくれます。
税金最適化も詳細はWEBで説明されていませんが、対応している
ようです。
では、異なるのはどんな部分でしょうか?
まずは手数料です。
他のロボアドでは、固定報酬で、資産額に対して年1%くらいの
報酬を手数料として支払うことになります。
サステンの場合は、完全成果報酬ということで
HWM(ハイ・ウォーター・マーク)方式での報酬を手数料として
支払うかたちです。
HWM方式は、報酬計算日における評価額が、過去最高評価額を
上回る場合にのみ発生することになります。
この方式を採用しているロボアドは、楽天の楽ラップです。
ただし、あちらは一部が固定報酬となっていたりします。
(当サイトで運用経過を紹介する候補にしていたという経緯あり)
HWM更新の判断は毎月末に実行されます。
成果報酬は、
HWM超過分に対して 1.1/6~1.1/9(税別 1/6〜1/9)
となっています。
成果報酬の料率は投資評価額に応じて変化するようになっています。
手数料の詳細については、別途紹介します。
(別コンテンツにて詳しく紹介します)
そして、多くのロボアドはユーザーの口座でETFを購入する
ことになります。
マネックス系のONCOMPASSの場合には、運用タイプ毎に
運用されている投資信託をロボアドが設定した割合で
購入するということになっています。
サステンの場合には、
サステンのために運用されている、3つの「SUSTENファンド」
をサステンが決めた割合にてユーザーの口座で購入する
ということになります。
この場合には、ファンド内の購入銘柄割合を調整するリバランス、
3つのファンド購入割合を調整するリバランスというのが行われる
ことになります。
これも、別途紹介します。
では、おまかせ運用をする場合には必須となる診断を受けてみましょう。
SUSTENのWEBを訪問すると、TOPページに「まずは無料診断から」
ということで促されます。
気軽に乗ってみましょう。
サステン まずは無料診断から
説明するまでも無いのですが、参考として無料診断の流れを
見ていきましょう。
まずは、サステンのトップページへ飛びます。
「まずは無料診断から」を軽やかにクリックしましょう。
自分の診断結果が、この三角形のどこにくるのか
楽しみですねぇ~。
早速「診断を始める」ことにしましょう。
続いて年収です。
「額面」か「手取り」なのかを選択して数字を入力する
というのは良いですね。
「貯蓄」に回す金額聞いてどうするのやら・・・ですが、
個人的には「投資」に置き換えて回答しました。
現在の資産運用状況ですね。
ここで運用しているものを選択するようにしておけば、
リスク選好度が分かったりしないですかね~。
自分の判断としての資産運用におけるリスクへの考え方です。
どうせなら、投資額に対する割合を示した方がイメージ
しやすいし、回答の精度が上がる気がしています。
運用の目標期間ですが、ドローダウンが長く続く可能性
についても考慮するならば、15年、20年というのも
回答選択肢に入れても良いように考えます。
S&P500だかで、最長のドローダウン期間が15年くらい
という話があったように思うので、それくらいの期間
を超える期間を想定しているかも貴重な情報かと。
投資経験が少ないと、株式市場がどれくらい変動するのか
ということへのイメージが薄い気がするんですよね。
とは言え、株式市場との連動性を重視するかについて
問われます。
はい、診断結果が出ました。
「あなたの診断タイプ」が表示されていますね。
筆者は「信頼の世界経済タイプ」でした。
積極か安定かの軸では積極!!
景気独立型か市場連動型かの軸では市場連動型
ということのようです。
運用「開始金額」とか「毎月の積立金額」がこれから
予定している額と比べるととんでもなく大きいですが(笑)。
診断してくれるサービスで質問に答えるという形で
出てくるシミュレーションでは、必ずこうなりますね。
実際、最初から自分の資産の多くの割合を最初から
投入しないですからね、筆者の場合は。
当サイトで紹介しているロボアドでも、仕方なく
最低投資額の10万円で運用開始しているものもありますが、
最低1万円なら1万円で開始しますから(笑)
予め決められた投資対象の中のETFを購入するという運用
であれば、大外れはしないと思いますが、長期に渡って
運用してもらうには、運用結果も重要ですが、WEBで
得られる運用結果にまつわる情報とか様々な部分の
使い勝手も重要ですからね。
運用タイプの変更にも対応してくれます。
「カスタマイズ」と言われると少し嬉しくなって
ドキドキしますが(笑)、運用タイプをへんこうできる
ということだけですね。
SUSTEN(サステン)口座開設
では、口座開設の手続きを進めましょう。
なお、事前に運用プラン診断を済ませていても、
口座開設手続きをするうえで診断をする必要が
あるので、ここでも診断について触れています。
まずは、サステンのWEBへジャンプです。
下のバナーからジャンプ可能です。
運用プランのイメージ図が表示されています。
WEBページ下部の「診断を始める」をクリックします。
「額面」、「手取り」のどちらかを選択のうえ、年収を入力し、
「次へ」をクリックします。
毎月、貯蓄に回せる金額を入力したら「次へ」を
クリックします。
もっとも大きな金額を運用している資産運用の方法を
選択のうえ、「次へ」をクリックします。
資産運用におけるリスクへの考え方について
最も近いと思うものを選択して「次へ」を
クリックします。
資産運用における、株式市場との連動性を
どの程度重視するか、という点で最も
近いものを選択し、「次へ」をクリック
します。
さあ、診断結果が出ましたね。
今回の例では、「信頼の世界経済タイプ」と
表示されています。
サステンの中では、もっとも積極的な運用をする
ものとなっています。
筆者はこのプランで運用します。
上下に長いWEBページが表示されているので、
下へスクロールすると、下のような図が
表示されます。
運用シミュレーション結果がグラフで表示されて
います。
「開始金額」や「毎月の積立金額」の数値が
きっと自分の想定よりも大きなものになっている
と思うので、任意の数字を入れて「更新する」
をクリックして、「現実的な」グラフを表示
させてみると良いと思います。
そして、いよいよ「口座開設へ」をクリックします。
個人情報保護方針を確認します。
ページ右側のスクロールバーを操作して、
最後まで確認しましょうね。
そして、「上記に同意します」のチェックボックスに
チェックを入れて(クリックして)、「会員登録へ」
をクリックします。
アカウントの作成をするので、「メールアドレス」と
「パスワード」を入力します。
パスワードは8文字以上で、アルファベットの大文字、小文字、
そして数字の3種全てを使う必要があります。
入力したら「登録する」をクリックします。
これでアカウント作成までの手続きは完了です。
登録したメールアドレスに送信されたメールを
確認しましょう。
このようなメールを受信しているはずなので、
「認証する」をクリックします。
そして、開かれたWEBページの「ログイン画面へ」をクリックします。
登録したメールアドレス、パスワードを入力し、
「ログイン」をクリックします。
口座開設の手続きが提示されているので、
確認のうえ「口座開設へ」をクリックします。
開設する口座種別を選択します。
筆者は特定口座(源泉徴収あり)を選択しました。
あなたの判断で口座種別を選択して下さい。
そして、5つの項目について確認をして、
「すべて確認し、相違ありません」のチェックボックス
をクリックします。
ここは、サクサクと各項目を入力していきます。
間違えると後が大変だと思うので、入力後の
確認をしっかりとしましょう。
間違いなく入力できたら「次へ」をクリックします。
提出する本人確認書類の種類を選択します。
筆者はマイナンバーカードを選択しました。
カード一つだけで済むので楽ですね。
書類の提出は、サステンでは書類のアップロードによる、
という方法のみです。
最近は、スマホで撮影するという方法だけという
口座もありますが、意外とすんなり行かずに
手こずる場合があります。
余計な手間暇かかるので困りますよね。
書類のアップロードは、サクサクと進むので
筆者個人としては非常に楽で助かります。
画面をスクロールするとこのような画面になります。
提出書類についての注意書きが記載されているので、
ご確認下さい。
そして、マイナンバー取得についての告知書を
確認のうえ、「上記に同意します」の左横にある
チェックボタンをクリックし、「次へ」を
クリックします。
出金先の口座情報を入力します。
金融機関名を選択するのですが、その並びに
統一された規則性がなく、50音順に並べた
ものを必要があってそのまま追加した、
というような印象の並びになっています。
「無い!!」という場合は、試しに
手入力してみて表示された選択肢に
設定したい金融機関名があればそれを
選択するという方法を試してみて下さい。
都市銀行は上の方に並んでいると思いますが、
ネット銀行や地方銀行の場合は、少しだけ
探す手間が必要となると思います。
入力内容の確認ということで、運用タイプに始まり
出金先口座情報まで設定した内容が表示されるので
今一度じっくりと確認しましょう。
正しく設定できていることを確認できたら「次へ」を
クリックします。
オンラインでの書面交付に関して、ということで
法定交付書面をオンラインで書面交付することに
同意できる場合には、「オンラインでの書面交付
に同意します」の左横にあるチェックボックスを
クリックします。
そして、3つの契約書類の確認をします。
各書類名をクリックして確認を進めます。
確認が終わったら、「全て確認して口座開設を
申し込む」をクリックします。
審査後の連絡はハガキによる方式となっています。
そのハガキに書かれている情報をダッシュボードから
入力するということになるのでしょう。
せっかく開設申請を全てオンラインで実行しているので、
審査後の連絡はメールにして欲しいですね。
このへん、運用/証券会社によって対応がマチマチなので、
メールでも問題無いということなのでしょうから、
メールにすれば良いのに、と考えます。
必要なら、ハガキを受け取ったことが確認できたら
入金手続き可能とするというようにして、
それ以外のページは閲覧可能にすれば良いのに、と
思います。(入金しないと運用開始できないですから)
ダッシュボード(マイページ的なもの)にログインはできて、
画面上部に本人確認コードを入力させるためのメッセージが
表示されています。
個人的に、早く「運用状況」や「取引履歴」の表示内容
(フォーマット)を知りたいと思っているので、そのように
思うのですが。
ま、落ち着いてハガキが到着するのを待ちましょう(笑)
今回は、
サステンの無料診断内容
口座開設の手続き
について紹介しました。
別のコンテンツにて、サステンの概要を詳しく紹介しています。
期待のおまかせ運用であると個人的に評価しており、
精一杯調査したつもりですので、参考にして
いただけると嬉しいです!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント