資産形成、資産運用をしていくうえで必須のツール、環境と
なるのが証券口座です。
そして大切な資金を管理するための箱、金庫としての
機能も持つと認識しています。
証券口座は、資産形成、運用を進めていくうえで地味な存在であり
「何処でも一緒」と思ってしまう方もおられるかもしれませんが、
・より良い運用をする
(選択可能な商品ラインナップ)
・より良い条件で運用する
(相対的に良好な手数料体系)
・より良いオマケをいただく
(購入や保有で付与されるポイントなどの特典)
ということを考えると、運用のパートナーと言えるものであり、
どこの証券口座を活用するのかきちんと判断して選択する
必要があります。
縁の下のチカラ持ちは重要な存在なので、きちんと選びましょう、
ということです。
個人的に、資産運用におけるパートナーを複数持って
おいて、それぞれの役割・目的を持たせてそれぞれ活用する
ことが賢明であると考えています。
基本は、手数料や商品ラインナップの面でネット証券会社を
活用することが前提であると考えています。
個人的に、今回のマネックス証券に加えて以下2つのネット
証券会社を活用しています。
個人的には、この3つのネット証券会社を活用した
資産形成によって、
じぶん年金をガッチリ形成して老後2千万円問題
への対策とします。
そして、この他にも、インカムゲイン用とか
日本株の成長期待銘柄の打診購入用などで
他のネット証券会社を活用しています。
SBIネオモバイル証券、LINE証券の2つをそういった
目的で活用しているのですが、1株から購入可能という
ことを理由に選択しました。
そうやって複数の口座を目的によって使い分ける
ことで管理しやすくなっています。
もちろん、多数の口座を使い分けるということ
自体が煩雑になってストレスを感じるようであれば、
そうならない程度に使い分けるということで良いと
考えます。
マネックス証券の概要
マネックス証券は、自分で活用している主な3つの
証券会社の一角を占める重要な証券会社と言える存在です。
楽天証券、SBI証券と共にそれぞれ役割、目的を
分けて活用しています。
普段は、目的を分けておくことで自分自身が混乱せず、
しっかりと目的に沿った判断と行動をすることに
つながります。
そして、証券会社側で何かしらトラブルがあった場合、
例えばサーバーなどに不具合が発生した場合に
おいても、「だったら他の証券会社で必要な
対応をしておく」ということも可能です。
保有している株式とか投資信託を別の証券会社で
すぐに売却するなんてことはできませんが、
リスクヘッジのための取り引きを別の証券会社で
仕掛けておく、または購入したい銘柄を一時的に
別の証券会社で購入しておく、というようなことは
可能です。
マネックス証券の特徴として、
「証券会社の中の人の顔がよく見える」
というのがあります。
会長の松本さんだけでなく、社長の清明さん、
さらには社員の方々がyoutubeやWEBなどで
よく目にするし、youtubeではQAもあり
「双方向」であると感じます。
例えば、運用会社で言えばひふみ投信シリーズで
お馴染みのレオスもそうですが、「中の人」の
様子をより深く知ることができるのは安心材料
になりますよね。
(もちろん、それが運用成績に直結しているわけ
では無いのですが、どのような思想を背景に
運用しているのかを知っておくことは、投資信託
での運用を開始、継続するための大きなチカラと
なります)
証券会社の中の人を知ることは、それに比べると
意味合いは大きくないのかもしれませんが、
サービスを提供してくれる組織の中の人を知っていると、
安心できます。
もっとも、サービス内容、質自体が一定レベルを
維持していることが大前提ですが。
残念ながら、サービス内容的には業界トップと
言えるような存在でも、なんか「グレー」な雰囲気が
そのグループ全体を覆っている場合には、
活用させてもらいつつも腰がひけた状態で使う
ことになってしまいます。
あえて何処とは言いませんが。
その点、マネックス証券は、トップの松本さんから
実際の担当者さんレベルの方まで、会社全体として
「お馴染み感」を持っています。
このへんは、人によって受け取り方が違うかと
思うので、ぜひご自身で感じ取り、そして判断して
証券会社さんと付き合っていただきたいです。
他の証券会社には無いと思うマネックスの特徴と
思えることを紹介しておきます。
(実際には、「マネックス証券」ではなく、
マネックスグループとしての取り組みですが)
証券口座としてのメリットというわけでもなく、
マネックスというか会長の松本さんがいてこその
ものだと思うものです。
それは・・・
・・・
・・
・
マネックス・アクティビスト・ファンド(愛称:日本の未来)
という投資信託です。
「アクティビスト」というと、一部の「オラオラ系」
ファンドをイメージしてしまうと思いますが、
重要なのは、何を背景にした行動かということです。
本投資信託の特徴として、
「対象企業に対しては、目的を持ったエンゲージメント(対話)や
提案を行い、企業価値と株主価値の中長期的な向上を目指します。」
と謳われています。
極短期的に株主にとっての利益だけを追求して要求を突きつける
というものとは一線を画するものです。
個人的には、少額ですが積み立てでの購入をしています。
ちなみに、マネックスのyoutube番組では、マフと略称で呼ばれる
のですが、マネックス証券のWEB内で投資信託での検索を
「MAF」や「マフ」で検索してもヒットしません・・・。
ここは、意識してヒットしやすいように仕組んでおかなくて
いいのかなぁと思う点です。
マネックス証券のメリット
では、マネックス証券を資産形成、資産運用のツール
として活用する場合のメリットを見ていきましょう。
米国株取扱銘柄数
さて、マネックス証券というと、一般的には
「米国株はマネックス」
という評価があるようですね。
個人的にも、数年前にトレードステーションという
米国の証券会社(マネックスの子会社)が提供する
トレードツールが使えるということもあって、
マネックスは米国株が強いというイメージがありました。
当時は、自分で米国株を取り引きすることは無かった
のですが、株式を自動売買すべく市販の
トレードステーション用自動売買ソフトを検証
していました。
まあ、残念ながら実際に稼働させる前に肝心の
トレードステーション(PCにインストールして使うもの)
がマネックス証券では使えないということになったので、
株式の自動売買は実現していません。
(ぜひとも実現したいのですが・・・)
ちなみに、現在もトレードステーションとして
PCではWEB版、スマホではアプリで使えるのですが、
当時使えたものとは別物です。
個人的には、現在のPCにおけるWEB版の
トレードステーションは自分にとっては非常に使いにくく、
日々残念に思っています。
では、なぜ「米国株と言えばマネックス」という
ことになるのかと言えば、やはり
「取り扱い銘柄数が断然多い!!」
ということにあります。
・マネックス証券:4,200超
・楽天証券:4,300超。但しETF込み。
(株式だけだと3,000超という情報あり)
・SBI証券:4,200超??
あらためて確認してみると、マネックス以外も
健闘していますね。
マネックスとSBIは米国株の取扱銘柄数では
いい勝負という状態のようです。
個人的に、SBI証券で米国株ETFを購入した後に、
意図せず特定口座になっていないと気づいたので、
すぐに特定口座にするよう申請したのですが、
2021年はSBI証券では米国株の取り引きを
控えている状態です。
(SBI証券は、つみたてNISA、特定口座での投資信託
積み立てにて活用しています)
となれば、マネックス証券の登場でしょう!!
ということで活用しています。
サポート担当者さんの対応が丁寧
サポート担当の方々の対応がとても丁寧です。
どうしても分からないことがあったので
メールで質問すると、文面からこちらの
状況をしっかり把握しようという姿勢が
感じられるのと、更に質問される可能性が
あるものに対しても先回りして説明して
くれることによって再質問する手間暇を
省けたことがありました。
これが、他の証券会社とか、別業種の
サポート担当の方だと、型通りの、そして
心が込められていない回答であり残念な思い
をすることが多いです。
コスト削減は必要なのでしょうけど、
巡り巡って売上が落ちる可能性を自ら高めている
気がしてならないのですが・・・。
いずれにせよ、サポートさんに問い合わせをする
必要が無いのが一番ですが、必要となったときに
しっかりと対応してくれると思えるというのは
非常に重要であると思います。
マネックス証券のデメリット
どんな会社、サービスにおいてもデメリット、
残念な点は必ずあります。
マネックス証券のデメリットを見てみましょう。
個人的に、マネックス証券にて取り引きを
している中で残念に思う点を紹介します。
WEBの操作性が良くない
WEBの操作性という表現で伝わるのか微妙ですが、
「自分がしたいことをするための画面に辿り着くのに苦労する」
ということが他の証券会社に比べて多いという印象があります。
個人的には、資金の移動絡みの部分で戸惑うことが多いです。
特に米国株用の資金移動でまごつきます。
やりたいことをするための受付時間が決まっているとか
それが反映される時間が決まっているとかあるようですが。
このへんは、複数の口座を併用していると、それぞれの口座に
慣れるまでの期間を要するということになるのかな、と
思います。
とは言え、他の証券会社のWEB操作では、あまりそういう
ことが無いのですが・・・。
まとめ
個人的に、資産形成、運用における重要なパートナー
として活用しているメイン3口座のうちの一角を占める
マネックス証券を紹介しました。
メリット、デメリットと言ってしまえばそれまでなのですが、
どんなサービスでも全て満足できるというものは稀だと
思います。
どの証券会社を選択するにしても、複数の証券口座を開設
しておき、ご自身の状況に応じて活用の仕方を選択するのが
良いと思います。
その有力な候補となるのがマネックス証券だと思います。
商品やサービスあらゆるものに言えると思いますが、
一点も非の打ち所がないなんてことは無いと思うので、
証券口座については、少なくともネット証券口座の
3つ、マネックス証券、楽天証券、SBI証券はご自身で
試してみていただきたいと考えています。
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