【運用報告】ロボアドの運用経過・2021年9月

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運用報告

米国株式市場は、9月始めにピークをつけ、
9月下旬の今は調整期間といったところですね。

・中国の不動産開発会社の恒大集団の債務問題
・米国の連邦政府債務上限
・水星逆行 2021年9月27日~10月19日
など、相場のボラティリティが大きくなることへの
説明材料はいくつもあるようです。

こういう期間は、
「相場が暴落する材料がこれだけある!!」
という説をとる方が目立つが、そういう人は、
実はいつも何かにつけて暴落説を唱えている
場合が少なくないという話を聞きます。

ま、自分にとってプラスになる情報は取り入れつつ、
そうでない情報はシャットアウトするしかないですね。
ただし、その判断基準が難しいのですが・・・。
それは、信頼に足る情報源であることの見極めを
長い期間で判断するしかないと考えています。

さて、今回はロボアドの月イチ報告・9月分です。

9月は株式相場が世界的に軟調であり、9月だけで
見ると嬉しくない状況にあります。
しかし・・・。
老後2千万円問題じぶん年金構築とか、
小さな子どもの学資など長期間での運用について
考える場合には、株式なり投資信託を積み立てる
なりスポットで購入する期間については、
株式相場が軟調だったりして安い方が良い
ということになります。

そう、単純に相対的に安く購入することができ、
資金が必要な時期に資産が成長してくれているのが
嬉しいですよね。
まあ、実際にある程度の資産が構築できている時期に
株式相場が軟調になって資産額が一時的に目減りすると
メンタル的には嬉しくなかったりしますよね。

現在の調整期間(「暴落」する可能性は個人的には低い
と想定しています)がどれくらい続くかわかりませんし、
その後の上昇がどれくらいのものになるのかわかりませんが、
「まあ、長期間で考えれば概ね上昇傾向になる」
という想定をしています。
もちろん、その途中で色々とあるかと思いますが。

というわけで、各ロボアドの運用状況9月分を紹介しますが、
上記を前提にお読みいただけると幸いです。

なお、もう少ししたら各ロボアドの保有資産についての
詳細を紹介しようと考えています。

以下に紹介する各口座のスクリーンショットは、
2021年9月30日時点のものです。

WealthNavi for ネオモバ

ロボアド、おまかせ運用というとWealthNavi
一番のお馴染みだと思います。

運用条件

WealthNaviの資金面における運用条件は以下の通りです。
運用開始:2021年6月1日(初回購入日)
運用開始資金:1万円
毎月積立額:1万円
※WealthNavi本体の最低運用開始額は10万円です。
WealthNavi for ネオモバは提携サービスであり、条件が異なります。

マイページ画面表示内容

資産内訳の「資産クラス」別で見ると、米国株(VTI)が
堅調ですね。
6月から運用しているということもあり、9月までの
株式上昇幅が9月の調整期よりも大きいということ
ですかね。
それに比べると、日欧、新興国は調整幅の方が大きいという
ことですかね。

それと、今回のトピックとしては、為替の影響があります。
ちょうど、ドル円が上昇しており、つまりは円安ドル高です。
円表示だと-1.11%ですが、米ドル表示だと-2.61%
となっています。
ということは、米ドル建てで保有している資産を日本円で
評価すると、同じ通貨で評価した場合の投資した資金に
対する現時点での資産価値が高いということになります。
これは他のロボアドも同様の傾向となります。

積み立て期間のドル円レート、その資産を評価する時点での
ドル円レート、資産形成期については気にしても仕方ない
ですが、たわわに実った果実をいただく期間については
考えておきたいことです。
保有資産の米ドル建てにおける評価額の推移と
ドル円レートの推移、これらを併せて考えることで
より大きく日本円で果実として頂戴できる額を
大きくする可能性が高まります。
これを一定のロジックで自動で判断し、出金するという
プロセスを実行してくれるサービスがあると良いのですが。

下図は、今月の資金の動きです。
積み立て資金の引き落とし日毎月6,26日であり、26日の分が
まだ運用口座に反映されておらず、購入履歴には載っていません。
取り引き履歴によると、
分配金の入金が2回で3銘柄 計82円
手数料 24円
積み立て2回(5千円を2回) 上記の通り記載は1回分
ということになっています。

THEO+ docomo

続いてTHEO+ docomoです。

運用条件

THEOの資金面における運用条件は以下の通りです。
運用開始:2021年6月1日(初回購入日)
運用開始資金:5万円
毎月積立額:1万円(積立開始日は未定)

マイページ画面表示内容

まずは「資産推移」です。

上で述べたようにTHEOでも為替レート(ドル円レート)
の影響があります。
赤い四角で囲った中の50,622という数字の右に「$」「\」
マークがありますよね。
それをクリックすることで米ドル表示と円表示を切り替える
ことができます。

次回、ご自身の口座を確認する機会にて、実際に
操作してみて下さい、未だ操作したことが無い方は。

基本は、円で受け取る時の資産額が重要ですが、
「購入した資産(株など)」がどのように価値が
変化したのか、という部分と、ドル円レートを含めた
運用の結果というものを意識して確認してみて
いただきたいです。

単純に言えば、なるべく円高の時に米ドル建て資産を購入
し、なるべく円安の時に日本円に資産を戻すというのが
日本円で入金して日本円で受け取るには都合が良い
ということになります。

最近はあまり声高には言われていないのかもしれませんが、
長期的には円の価値が下がる、つまりドル円で言うなら
円安でドル円レートとしては大きな数字になる方向で
ある、と。(日本の経済力が相対的に低下し、円の価値が
低下するという想定)

その場合には、早めに日本円を海外資産へ移しておくのが
良いということが強く大きな声で言われていました。
もちろん、考え方としては間違っていないですし、
自分もそういう方向で考えて行動しています。

下図は時価評価額を円表示したものです。
濃い色のラインが表示、薄い色米ドル表示です。
積み立てをしているので、どのような計算をしているのか
分かりませんが、変化率を示してくれています。

次は収益率です。
「グロース」、「インカム」、「インフレ」での
数値表示もありますが、願わくばグラフ表示も
して欲しいですね。

更に細かく銘柄毎での表示です。

このタイミングで時価評価がプラスになっているのは、
ここ数日でドル円レートが円安方向に動いている影響
かな~と見ています。

FOLIO ROBO PRO

さて、次はROBO PROです。
ROBO PROは表示内容が非常にシンプルです。
数字も円表示のみで米ドル建てでの表示はありません。
このへんは、会社としての考え方を反映したもの
なのでしょうかね??。

運用条件

運用開始:2021年8月13日(初回購入日)
運用開始資金:10万円
毎月積立額:1万円(現在は積立なし。積立開始タイミング未定)

マイページ画面表示内容

資産の推移を見ると、9月上旬にピークをつけて
その後下落しているという傾向は株式市場と
同じ傾向ですね。

そして取り引き履歴です。
9月分の履歴を確認してみましょう。
運用手数料:88円の支出
分配金:計127円の収入
履歴の通り、8月13日に運用開始しており、他のロボアドと
比べて遅いタイミングでの運用開始です。

SUSTEN

個人的に、注目しているおまかせ運用サービスです。
SUSTEN(以下サステン)口座の開設数はどれくらい伸びて
いるのでしょうか。

運用条件

サステンの資金面における運用条件は以下の通りです。
運用開始:2021年9月8日
運用開始資金:10万円
毎月積立額:1万円(積立開始タイミング未定)
※サステンの最低運用開始額は10万円です。

マイページ画面表示内容

サステンもROBO PROと同様、WEBで確認できる
情報がシンプルです。

運用開始9月8日ということで、モロに
株式相場調整の影響があります。
まあ、こういうのは仕方のないところです。

ただ、運用サービスとして実現可能かどうかは
置いておいて、もっと資産購入タイミングを
小刻みにするということを前提にした運用を
してみて欲しいなぁと思ったりします。

ポートフォリオの資産クラス別表示です。
やっぱり、評価額含み損益は表示して欲しいと
思いますね。
機動的配分戦略」の部分でサステンの特徴が
出ると想定しているのですが、それが分かるように
なっていることがサステンの実力を理解しやすく
するのだと考えています。

ポートフォリオファンド別表示です。
サステンの運用は、具体的には3種のSUSTENファンド
購入するということで進められます。
そのSUSTENファンドの純資産額が表示されている、
ということですね。

サステンは、サービス開始からまだ間もないので、
「暫く様子見だなぁ」とも考えたのですが、
こうして複数のロボアド、おまかせ運用サービスで
運用しているので、ある意味で異色の存在と言える
サステンを加えてみようと考え、運用開始しました。

運用成績は当然のこととして、運用口座数がどれくらい
伸びていくのかも興味があります。

そういう意味ではWealthNaviは上場しているという
こともあるので、会社自体がどれくらいの利益を
あげていくようになれるのかな、という目線でも
観察しています。
あ、SUSTENはじめ、他の運用会社も同様ですが。

ON COMPASS

ON COMPASSは、資産形成後の資金活用期についての
対応方法に興味があって運用開始しました。
意外と、資金を使う時期についての話を謳っている
ものが他に無いというのと、自分自身どのように
運用した資金を使うのかということを検討している
ということがその背景です。

インカムゲイン狙いの運用をしているというのも、
資金を必要としている高齢の自分がどのように
判断して行動できるのか、ということについての
配慮をした結果です。
自動的に配当金、分配金が入金されるのも良いかな、
ということで。
(もっとも、現時点で運用額が小さくて、インカムゲインも
小さなものですが)

すでにON COMPASSの積み立て自体は停止しており、
今後は運用自体を停止して資産を全額出金する方向で考えています。

積み立て用の資金が、マネックス証券の運用口座から
出金される方式なのですが、個人的にその方式が
マネックス証券で別の取り引きをする上で不便だ、
というのも積み立て停止判断の小さくない理由の一つです。
銀行口座からの自動引き落としだと良いのですが・・・。

個人的には、運用方式だったりWEB表示の内容について、
大きくブラッシュアップして欲しいと希望しています。

運用条件

運用開始:2021年6月14日(初回購入日)
運用開始資金:1万円
毎月積立額:1万円(現在積み立て停止中
毎月の積み立てを停止しています。
入金額は計3万円です。
運用自体をどのようにするのかは未定です。
その間に、良い方向へ変更があると良いのですが。

マイページ画面表示内容

株式相場が上昇期のうちに入金、資産購入を終えたという
こともあって、表面的な運用結果としては悪くないですね。

自分の貴重な資産をキッチリ運用するということで言えば、
サクッと出金して他の資産を購入する資金とするのが
賢明な判断だと考えています。
が、待っている間にON COMPASSが運用サービス内容を
大幅刷新するということは無いかなぁという一縷の望み
を持っていたりもします。

同じマネックス証券で言えば、
マネックス・アクティビスト・ファンド(投資信託)
への投資額増額の原資としても良いのですよねぇ。

まとめ

ロボットアドバイザー、おまかせ運用サービスは、
自分でするのは購入額の設定ぐらいで、文字通り
運用に関してはおまかせするのみです。

とは言え、どんな運用をしているのか
定期的に観察しているので、今後も月イチペース
経過報告をしていきますので、よろしければ
参考にしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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