「月度運用報告」として毎月の月初めに
・積み立てている投資信託の運用状況
(毎月(毎日)一定額積み立て:2021年4月開始)
・ロボットアドバイザー運用の運用状況
(2021年5月に運用開始予定)
を紹介していく予定です。
今回は、上記以外に運用するものについての紹介です。
タイトルにあるように、
・個人年金
・学資保険
の解約返戻金を原資にして運用していくというものです。
学資は、2人の子供の大学用というのを想定しており、
7年後からの10年間
という期間で必要となる資金の一部に充当します。
年金(老後資金)は、現時点で必要とするタイミングが不明確ですが、
早くても15年後以降ということを想定しています。
(なるべく健康で、そして永く自分で収入を得ている状態を
維持したいですね)
なお、老後資金としては、
iDeco
つみたてNISA
小規模企業共済
でも制度上限額にて運用をしています。
今回は、
保険の解約返戻金を使った資金をどのように運用していくか
ということを紹介していきます。
運用方針
1.目的(資金用途)
a.学資
2028年4月以降10年間
b.老齢期生活費
2026年以降
2.目標
今回は、解約返戻金を活用するという枠組みでの運用であり、
追加入金はしない
ことを予定しています。
保険金として保険会社へ支払っていた金額を学資として必要となる
2028年までは預貯金として確保して、インフレ以外のリスクは
無い状態にしておくようにします。
預貯金を確保することで、学資保険と年金保険という枠組み内
でのリスク(嬉しい方と嬉しくない方の両方の振れ幅)
を抑えると共に、学資として使用したい時期に含み損となっている
ような場合には、先に預貯金から出金することで弾力的に
資金を有効活用できる状態を目指します。
学資が必要となる時期を経たあと、その時の資金状況から考えて
その後の運用資金をどのようにするかを決めることにします。
という前提で、年率4%以上を目指します。
ただし、実際に数字を達成すべくポートフォリオを組むという
ことではなく、「先進国株式」という括りのファンド(投資信託、ETF)
に100%投資することとします。
上述のように、預貯金を確保しているので、株式以外に、例えば
債券や不動産、金(GOLD)などを組み込むことはしません。
この考え方は、運用全体に適用しています。
(少し脱線します)
あくまで個人的な考え方ですが、昔ほど株式と債券や金などを
組み合わせることの効果というか意味が無いと捉えています。
特に、今のように主要先進国がそろって金融緩和していて
投資先に困るというような状況では、値動きの幅が
違うだけで方向が逆ということも無いと見ています。
最近見た情報では、過去十数年という期間で相場に流入した
資金額よりも数週間で流入した額の方が大きいというものが
ありました。
その数字の明確な意味合いが分からないということもあるので
あまりそこだけに囚われないようにしないといけないのですが、
あまりにも株式市場が一方向に上昇し続けるというのは
異常であり、継続的に株価が上昇するには、一旦のしっかりした
調整が必要であるとの話を聞きます。
毎年のように、5月には一旦は調整局面が訪れ、2021年は
それが少し早く訪れているのかな、というのが本記事作成時点
である4月下旬の状況です。
運用内容
では、少しだけ具体的に運用方法を紹介します。
a.投資対象
上記のような考え方で
「先進国株式」
へ100%投資します。
未だどのファンドにするか、その割合を
どうするのか、というのは決めていません。
地域としては、
米国
全世界
を組み合わせることを考えています。
そして、投資信託、ETFを使う予定です。
アクティブ運用のものではなく、インデックス運用のものを
選択します。
(世の中的にはインデックス運用のものが支持されて
いるように感じますが、個人的にはアクティブ運用
のものを肯定的に捉えています)
・積み立てるものは投資信託
・スポットで購入するのはETF
というのを基本とする予定です。
b.資金割合
どの銘柄にどのような割合で、というのは未定です。
イメージとしては、
・3分の2を2年程度の期間で積み立てる
・3分の1を2021年の相場調整時にスポット購入
(イメージとしては、5月と秋頃の2つの時期)
と考えています。
積み立て期間はどんなに短くても1年以上、
場合によっては2年よりも長い期間とする。
スポット購入はETFを対象に、テクニカル分析に
基づいて指値を活用して購入する。
想定するような相場の調整局面が無い、予定した
資金枠に購入額が満たないという場合には、
積み立て用の資金へ組み入れることにします。
使用する証券口座
youtubeでもサイト/ブログでも投資においては
ツートップと言えるであろう
・SBI証券
・楽天証券
を使います。
SBI証券は、4月から開始している投資信託の
積み立てと銘柄が重複しないようにできる範囲で
活用予定です。
楽天証券でも既に積み立てている投資信託がある
ものの、混ざることでの不具合も無いので、
投資信託は楽天証券となる予定。
ただし、投資信託を毎日積み立てるという
場合には、それが可能なSBI証券とする。
(株式相場が早く大きく動く状況において、
淡々と購入する方法の一つとして投資信託を
毎日機械的に購入するのは良い選択肢と
考えています)
まとめ
年金保険、学資保険の解約返戻金を使用した運用(予定)案について
紹介しました。
毎月の運用状況について、月初めに紹介するということを
ルーティンにする予定なので、それぞれの銘柄の運用結果
がどのようになるのかというのを実例として参照して
いただければと思います。
投資信託を運用していたらどのようになるのか、というのは
各投資信託の月間レポートを参照すれば分かると言えば分かる
のですが、具体的に
どの証券会社で
どの銘柄(投資信託、ETF)を
毎月(毎日)いくら積み立てていると、
(SBI証券は毎日というのも選択可能)
どんな運用結果になっているか
というのをすんなり分かるようにしたいと考えています。
短期的な経過を気にしても仕方ないというのはありますが、
口座や銘柄の選択する時の参考材料になれば嬉しいです。
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