2021年9月中旬から下旬にかけて株式市場に
調整局面が訪れましたね。
とは言え、調整で終わらずに、数年後に
振り返ったら、
「あそこが下落の起点と言えるタイミングだった」
となるかもしれない、ということになる可能性も
頭の隅にきちんと存在感を持たせて置いておきます。
それはサブシナリオとして。
そして、メインシナリオは、あくまでも2021年の
年末に向け、そしてそれ以降も大きく見れば
上昇方向と考えています。
米国市場で言えば、テーパリングなり金利引き上げ
なり色々とネタがあるので単純な動きにはならない
でしょうけど、何かしらの波乱があるのはいつもの
ことですから、常にそれを前提に考える必要が
ありますよね。
調整局面が訪れたら安値で仕込む(購入する)
ことができるだけの現金を用意しておくとか、
「せっかくの含み益がぁ減っていくぅ~~~」とか
「含み損が大きくなってきたぁ~~~」
ということで日常生活に影響が無いように
投資額や投資先を選択することも必要ですし、
心づもりとしても備えたいですね。
自分自身、そのように心がけています。
で、それはNISA(つみたて、ジュニア)口座、
iDeco口座、特定口座の投資信託積み立てなど
(他にも方法はあると思います)の長期投資
について言えることだと考えています。
投資というよりもトレードとしての要素が
大きい場合には、もう少し踏み込んだ
対応なり準備が必要と考え、自分自身そのように
しています。
さて、ジュニアNISAの制度終了にともなう制度改正
により使い勝手がよくなったということをうけ、
2021年の春に運用を開始した2人分のジュニアNISA
投資ですが、今回のスポット購入で制度上限額まで
の購入設定が完了となりました。
・時期を選んで期間限定での積み立てでの購入をする
・ここが美味しい買い場というタイミングを狙ってスポット購入
という2段構えでの投資をして来ました。
スポット購入を本ブログで紹介してきましたが、
それも今回が最後の紹介です。
相場分析を簡単に紹介
個人的には、米国や日本の株式市場チャートを主に観察して
います。
欧州株式市場、そして原油、金などの商品市場も場合により見ています
が時間の都合でサクッと見る程度で、必要な時だけ観察
するという程度です。
暗号資産のチャートも少し見てますね。
この「観る」と「見る」のニュアンスの違いを意識している、
というところです。
そのうちの、S&P500、NASDAQ100というインデックスについての
チャートにて、自分の分析結果をサクッと紹介します。
チャートは、楽天証券のCFD口座、MT4というツールで
日足を表示しています。
何やらラインが沢山表示されていますが、個人的には
ファンダメンタルズ分析、シーズナリティをベースに、
・抵抗帯(文字通り帯を意識しますが、表示としてはライン)
・ボリンジャーバンド
・移動平均線
・フィボナッチ
・RCI
などを参照しています。
米国株式市場 S&P500
投資信託で大人気ですし、お馴染みのS&P500ですね。
自分自身、米国市場だけの投資信託としては
最初に購入したのはS&P500に連動するものでした。
黄緑色の細い2本の平行線の下端(チャネル下端)
で支えられるということが続いたので、ここで
支えられるか、支えられないなら小さくない下落
がるということで考えていました。
で、9月中旬にかけて下端を割れてヨコヨコ状態が
数日続きました。
たしか、このへんで一旦スポット購入していたと
思います。
この時点でパラボリック(黄緑の●印)が出現
し続けていますね。
RCI(チャート下端の3本のライン)のうち、
赤いラインが反発する動きとなっており、
ここで値動きも反発するのかな~と考えましたが、
その後ストンと下へ大きく動きましたねぇ。
赤色の移動平均線も割れたので、大きく動いたなぁ
と思った記憶があります。
そして、9月23日(縦の水色破線)において
・パラボリック(黄緑の●印)がローソクの下に出現
・RCI(赤色)が-80付近での横ばいから上昇へ変化
・長い下ヒゲからの反発をしている(9月20日)
ということがあり、一旦の底うち、反発となった
という判断をしました。
もちろん、9月中旬以降の調整局面が終わったな、
という判断は週明けの時点どうなっているか次第
と考えています。
某国の不動産開発会社債務問題もありますし。
(もっとも、債務問題は数ヶ月程度は油断ならない
状況が続くようですが)
とは言え、9月も下旬となり、チャート的には
スポット購入タイミングとしては悪くないという
判断を個人的にくだしました。
まだまだ上下どちらにも明確には動かないという
状況もあり得るかな、と見ていますが、ガツンと
下へ落ちるという可能性は高くないという見立てです。
下へ大きく動くなら、自分名義の特定口座で
しっかりと買いを入れる予定です。
米国株式市場 NASDAQ100
NASDAQ100も、S&P500と同様の動きとなっており、
同様の判断をしています。
長女のジュニアNISA口座におけるスポット購入
長女名義のジュニアNISA口座におけるポートフォリオ画面です。
SBI証券のジュニアNISA口座を活用しています。
前回のスポット購入後も積み立て購入は継続しており、
ジュニアNISA制度の購入額上限到達目前です。
ジュニアNISAの制度上限まで許容される額での
スポット購入を実行しました。
長男のジュニアNISA口座におけるスポット購入
長女口座と同様の状態ですが、長男口座の方が少しだけ
ジュニアNISA制度上限まで余裕があります。
今回のスポット購入は、長女口座と同様に制度上限まで
購入する設定としています。
まとめ
2021年の春に、ジュニアNISAでの運用をしようと
決めた時点で、
米国市場のシーズナリティから
・6-7月くらいの時期(セルインメイ以降)
・9月くらい
に調整局面があるようであれば、その2回の時期に分けて
・期間限定での積み立て
・一回毎のスポット購入を数回
ということを考えました。
(当初は長女口座についてはETFをスポット購入するだけ、
ということで考えていましたが、時間的都合で変更しました)
概ね、その予定通りに投資信託の積み立てやスポット購入を
進めて来ました。
そして、今回のスポット購入をもって、2021年分の
ジュニアNISA制度上限までの購入設定を完了しました。
(制度上限までの購入額に余裕があったとしても、
積み立て設定により購入が実行されます)
2022年においても、基本はジュニアNISA制度上限まで
活用しての運用をする予定です。
優遇税制をフルに活用させてもらう、ということで。
ただし、個人的にはジュニアNISAによる運用期間終了後の
特定口座への移管ということになった場合の扱いにおいて、
とても大きなデメリットが生じる場合もあるので、
そのような状態にならないように、なってしまう可能性を
抑えるように、ということも考えての運用をする予定です。
(順調に株式市場が上昇していれば杞憂となります)
なお、レバナス銘柄については、ほどほどのところで利益
確定の売却をするということを想定しています。
その時期の候補としては、2022年の早々、春くらいまでの
時期というのを想定しています。
売却も、分散して実行する予定です。
その場合には、またサイトなりブログで紹介させていただく
予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。