2022年も2月に入りました。
歳を取るにつれて時間の流れを早く感じるというのは、
脳科学的にも理由があるようですが、それにしても
早いな~と感じます。
さて、各金融市場が新年早々激しく動いていますね。
また、地政学的リスクも高まっています。
放っておくと、緊張感が高まり、体が固まると共に
判断力が鈍ることになるので、意識的に緊張を
コントロールしたいものです。
ロボアド/おまかせ運用においては、只々見守るだけなので、
問題ありませんね。
ただ、各口座へたまにログインすると資産評価額が
小さくない変動をしているので、多少気にはなりますね。
ま、静かに見守るだけですが。
今回は、2022年2月2日の夜にログイン後の画面をキャプチャ
したものを紹介していきます。
FOLIO ROBO PRO
最初に、個人的に自分で運用しているロボアド/おまかせ運用の中で
イチバン期待しているFOLIO ROBO PROを見てみましょう。
運用条件
・運用開始:2021年8月13日(初回購入日)
・運用開始資金:10万円
・毎月積立額:1万円(現在は積立なし。)
マイページ画面表示内容
まずは、資産評価額です。
相場が少しばかり荒れている中であることを考えると堅調に
推移していると捉えています。
以降、株式、債券、コモディティというカテゴリー毎に
保有ETF毎の比率、運用額、含み損益を確認してみましょう。
まずは株式です。
意外に思ったのが、米国株、先進国株、新興国株の全てで
含み益であることです。
しかも、米国株で+5.27%です。
良いタイミングで保有したポジションということですね。
こういう情報を時系列で把握したいですね。
自分のポジションコントロール方法についての再考ネタに
したいです。
債券は厳しいですよね~、米国債券とハイイールド債ともに含み損。
そしてコモディティーの金(GOLD)です。
金相場は堅調に推移しているので、それが含み益6.10%に
つながっているということでしょう。
AlpacaJapan株式会社のAIを使用しているということもあり、
どんなポジションコントロールをしているのか興味津々です。
時系列で保有ポジション変化を把握したいので、
何かしらの形で実現させたいと考えています。
WEBで情報開示してくれると嬉しいのですが・・・。
THEO+ docomo
何気に堅調な運用結果を見せてくれているのがTHEOです。
運用条件
THEOの資金面における運用条件は以下の通りです。
・運用開始:2021年6月1日(初回購入日)
・運用開始資金:5万円
・毎月積立額:1万円(2021年11月より積み立て開始)
マイページ画面表示内容
まずは、資産評価額の推移を確認しましょう。
下図は、日本円での評価額推移です。
そして米ドルでの評価額推移です。
数値的には微損、まあトントンと言ったところですね。
日本円表示だと+2.86%なので、ドル円の為替レート変動の
影響があるということですね。
運用期間中、概ねドル高円安方向に動いているということ
になります。
こう見ていると、やはり為替変動に対するヘッジというのは
検討する価値がありますね。
投資信託などでは、基本的に「為替ヘッジなし」を機械的に
選択しています。
ヘッジのコストを気にしているのと、10年以上の長期で
見た時には円安方向であると判断しているというのが
その理由です。
ただ、機械的にヘッジするというのではなく、「必要な時に」
限って、かつ全部だけでなく一部ヘッジというような
方法でなるべく低コストでヘッジするというのはどうでしょうかね?
THEOやWEALTHNAVIはそういったことはしなさそうですが、
FOLIO ROBO PROならやってくれそうな氣がしてしまいます。
AIに判断させて・・・というのが謳い文句になり、
サービスのウリになると思うのですが。
「時価評価額」となっているのですが、グラフの内容
としては、含み損益率と言った方が納得感がありますね。
このグラフからすると、秋以降にドル円レートが円安方向へ
動いているように見えます。
実際にドル円のチャートで確認してみると、確かに9月末に
110円を突破して円安方向へ動いています。
ドル円レートの動きをAIで判定して、必要な分だけ
ヘッジする、というのをFOLIOにはして欲しいです。
今はTHEOの紹介でしたね・・・(笑)。
グラフのライン近くにあるマークは入金タイミングで、
マウスを合わせると入金額が表示されるようになっています。
濃い青が日本円評価、薄いグレーが米ドル評価です。
「ポートフォリオ」ということで「収益率」が確認できます。
ライン色の説明がしづらいのですが、図の下にあるように
グロース(株式中心)、インカム(債券中心)、インフレ(実物資産中心)
ということで3本のラインが表示されています。
「インフレ」は、10月までは含み損で推移していましたが、
一気に含み益へ反転し、その後は好調に含み益で推移している
ことが分かります。
次は、保有銘柄毎の時価評価額、含み損益が表示
されています。
保有比率、含み損益率も表示してくれると嬉しいですね。
最後に「資産運用方針」を確認してみましょう。
そして、ここで各資産の保有率が確認できます。
2021年6月からの運用でしっかりと含み益で推移している
ので、堅調な運用をしてくれていると判断します。
少なくとも、同じ時期から積み立てしている株式のみの
各投資信託は多くが含み損であると考えると、
株式以外の資産を保有しているポートフォリオで
あることの有効性ということですね。
そう考えると、株式や債券、そして不動産なり金などの
実物資産を組み入れた投資信託も同じような
運用結果なのでしょうかね。
WealthNavi for ネオモバ
TV-CMでもお馴染みのWealthNaviについて確認
してみましょう。
運用条件
WealthNaviの資金面における運用条件は以下の通りです。
・運用開始:2021年6月1日(初回購入日)
・運用開始資金:1万円
・毎月積立額:1万円
※WealthNavi本体の最低運用開始額は10万円です。
WealthNavi for ネオモバは提携サービスであり、条件が異なります。
マイページ画面表示内容
下図の上部が「資産内訳」、下部が「評価額の合計」です。
まずは日本円表示をご覧下さい。
次に米ドル表示です。
WealthNaviも、米ドル表示だと含み損になってしまいますね。
以下に取引履歴を貼り付けておきます。
2022年に入ってからの部分までを貼り付けてはります。
最初に表示されている「総入金額」、「総出金額」などは
運用開始からの累計です。
SUSTEN
運用開始時点ではイチバン期待していたSUSTENですが、
残念ながら現在までの運用内容について残念なものである
という認識です。
「最終投資家限資料」として低迷している
「グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)」について
メールにて資料が配布されています。
サステンは3つのファンドをポートフォリオで運用しており、
上記はそのうちの一つで、それが運用全体の足を
引っ張っているという認識をしています。
(債券を運用しているファンドも不調ですが、個人的には
まあそうだよね~という認識で、債券の運用には厳しい時期
と認識しています。)
確かに長期的な運用をしているのですが、今後も長期的に
運用を任せて大丈夫なのかというのを賢明に判断して
対応したいと考えています。
やはり、そのための判断材料がログイン後の画面や
WEBからダウンロードして得られるPDFなどからでは
不足しているので、今の結果はこうだけど、先々は
期待できる、という判断は出来ずにいます・・・。
運用条件
サステンの資金面における運用条件は以下の通りです。
・運用開始:2021年9月8日
・運用開始資金:10万円
・毎月積立額:1万円(積立開始タイミング未定)
※サステンの最低運用開始額は10万円です。
マイページ画面表示内容
最初に「純資産残高」として表示されているものを
貼り付けておきます。
株式相場が上昇した時期にもグラフは上向かず、
でも株式相場が下落した時には下落するという
印象です。
資産クラス別の保有比率が示されています。
含み損益率を示して欲しいところです。
ファンド別の純資産額です。
サステンが運用している3つのファンドを
保有しているというものになります。
含み損益率をファンド毎に記載して欲しいです。
そして取引履歴です。
上図では何のことやら分からないので、上図の3つの
取引履歴の内容を確認してみましょう。
運用額が10万円なので、その1%は1千円。
リバランスは1円、133円、37円です。
運用額に対して随分と小さな割合での
リバランスであると捉えています。
サステンは、もっと機動的なりバランスをすると
いう想定をしていたのですが、そうではない
ようです。
3つのファンド内では資産の入れ替えをしていた
のかもしれませんが・・・。
それを手持ち情報で確認するには、毎月
キャプチャしてきたものから数値を拾う
ことが必要です。
ま、そこまでする価値は無いとの判断により、
そこまではしません。
サステンへの手数料支払いは、過去最高評価額を
更新しないと発生しないので、せめて1回くらいは
支払いが発生する状況を経てから現在予定している
判断を実行に移したいと考えています。
まとめ
ロボアド、おまかせ運用については、文字とおり
お任せで、むしろ自分では運用していない債券の
扱いなどでは参考にすることがあると良いな~
と思って見ています。
ま、WealthNaviやTHEOは規定の保有比率に
従うだけなので、FOLIO ROBO PROやSUSTENが
その対象になると考えています。
FOLIO ROBO PROは、堅調な運用経過であるものの、
そのへんの情報は得にくい、SUSTENは運用経過
がイマイチだち情報が更に得にくいという
状況にあります。
なので、やはりロボアド/おまかせ運用サービス
として静かに見守るのがイチバンなのかな~
というのが現時点での認識です。
なので、今後はそのようにしておこうと考えています。
個人的には、こういったサービスがもっと良い形で
普及すると良いな~と考えているので、
今後も実際に自分で運用しつつ観察していきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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